皆さんこんにちは、日本の投資家AFURO KENです。
今回は、あの投資の神様ウォーレン・バフェット率いる米国株銘柄バークシャー・ハサウェイに関してお話ししたいと思います。
これから米国株投資を始めたいと言う方は以下の記事に基本事項が書いてあります。
米国株を始めるにあたって避けて通れない、投資の神様ウォーレン・バフェットの生い立ちから現在に関しては以下の記事が参考になります。
ウォーレン・バフェット投資に関する12の原則に関しては以下をご参照下さい。
目次
バークシャー・ハサウェイとは
バークシャー・ハサウェイ (Berkshire Hathaway Inc.; ティッカーコード: BRK.A, BRK.B)はネブラスカ州オマハに本社を置く投資持ち株会社です。以前は綿紡績会社でしたが、ウォーレン・バフェットに買収され、主に保険業と投資を行う企業となりました。世界一の投資持ち株会社と言われています。
バークシャー・ハサウェイの実力
バークシャー・ハサウェイにはBRK.AとBRK.Bがあります。BRK.Aは1株30万ドル程度で一般の投資家には手が出しづらいので、ここではBRK.Bを基準に説明させていただきます。
以下にBRK.Bのここ10年間の株価の推移を示します。
どうやらほぼしっかりとした右肩上がりのようです。
バークシャー・ハサウェイの特徴として、配当金を出さず、株価を上げることで株主に貢献するということが挙げられますが、しっかりと実現できているようです。
しかしながら、ここ1年間はどうでしょうか?以下にチャートを示します。
株主への責任を果たしているとは言い難い状況です。
2018年10-12月の第4四半期は過去最大の250億ドルの赤字となっています。
昨年末から今年初めにかけてのダウ平均株価の大幅下落の影響も考えられますが、経営状況は決していいとは言えないようです。
長年ハイテク株からは距離を置いていたバフェットでしたが、2018年5月にアップル、ここ最近はアマゾンの株を取得するなど、投資戦略に変化が見られています。
バークシャー・ハサウェイの今後
以下に今後の予想も含めたバークシャー・ハサウェイの財務状況を示します。
2019年予想は業績の悪かった2018年と比較して大幅な黒字予想ですが、2020年予想を見るとその成長の鈍化が示唆されています。
そんな中でこのような記事もありました。
株価の上昇で株主に還元できていない状況を鑑みると、配当の可能性もあり得るのではないでしょうか?
今後の動向に注目が集まります。
まとめ
投資の神様ウォーレン・バフェット率いる、世界一の投資持ち株会社バークシャー・ハサウェイに関してお話しさせていただきました。
昨年末のダウ暴落の影響も考えられますが、経営状況は決していいとは言えず、時代の流れもあってか今までとは投資戦略も変化しており、安定した株主への還元は期待しづらい状況です。
配当の可能性も示唆されていますが、現状で投資を検討する際には少額ずつが無難ではないでしょうか。
*記事中のグラフ、財務状況はSBI証券公式ホームページを参照させていただきました。