皆さんこんにちは、日本の投資家AFURO KENです。
今回は、【5G時代】累進配当銘柄!NTTドコモ【国内株式】ということでNTTドコモに関してお話ししていきたいと思います。
投資初心者の方は、まずは以下をご参照ください。
目次
NTTドコモとは?
株式会社NTTドコモは携帯電話などの通信サービスを提供する日本の最大手移動体通信事業者です。前身である日本電信電話公社が民営化された後の1991年に設立されました。日本で知らない人はいないでしょう。私も高校時代からずっとNTTドコモの携帯を使っています。
NTTドコモの実力
以下にここ10年間のNTTドコモの株価チャートを示します。
比較的綺麗な右肩上がりとなっております。2018年末から2019年初めにかけて下落しておりますが、その後は持ち直しております。
キャピタルゲインも狙えないことはなさそうな株価チャートです。
しかしながら、NTTドコモを保有する上で重要なのは株価もさることながら配当です。
NTTドコモは公言はしていませんが、実質減配はせず、少なくとも今の配当を維持、可能なら増配するという累進配当銘柄なのです。
上場以来21年間1度も減配しておらず、6年間連続で増配しております。
前回お話しした三菱商事、三井住友フィナンシャルグループと同様です。前回記事は以下をご参照下さい。
累進配当を公言している銘柄は、三菱商事と三井住友フィナンシャルグループだけですが、NTTドコモのように実質累進配当を行なっている企業も少なからずあります。
以下にNTTドコモ公式ホームページの配当の基本方針を示します。
当社は、事業の成長・拡大により企業価値を高めつつ、株主の皆さまへ利益還元していくことを経営の重要課題の一つと位置付けています。配当については、連結ベースの業績、財務状況及び配当性向に配意しながら、安定性・継続性を考慮し行っていきます。
利益還元を重要課題と位置付けているようですね。
現時点でも配当利回り3.90% (2020年1月16日現在)とかなりの高配当銘柄です。
長期ホールドする上で安心感のある銘柄であると思います。
配当性向に関して、40〜65%程度で推移しておりましたが、2019年には70%弱となっており、やや今後の増配継続が危ぶまれる要素ではあります。
また、少しハードルは上がりますが、米国株銘柄には連続増配50年以上の銘柄も数多くあります。
ご興味をお持ちの方は以下をご参照下さい。
NTTドコモの今後
以下に東洋経済 会社四季報に記載のNTTドコモの財務状況を示します。
売り上げは横ばいですが、2020年と2021年予想は控えめとなっています。
以下にSBI公式ホームページより抜粋したキャッシュフローの推移を示します。
フリーキャッシュフローは毎年確保されております。
2019年第2四半期は減収減益だったようです。
新規顧客獲得のために値下げした新プランの導入やdポイント還元策を行ったためです。
減収減益の決算ではありますが、 第1四半期に引き続き新料⾦プラン「ギガホ」「ギガライト」の 提供による顧客基盤強化、スマートライフ領域の着実な成⻑、及び 18年度を上回るコスト効率化にしっかりと取り組んでいくようです。
また、5G時代に向けて積極的に活動しているようです。
今後に十分期待出来る銘柄と言えそうです。
累進配当銘柄、NTTドコモのまとめ
【5G時代】累進配当銘柄!NTTドコモ【国内株式】ということでNTTドコモに関してお話しさせて頂きました。
業績はここ最近は低迷しておりますが、5G時代に向けて積極的に活動しており、実質的な累進配当を行なっていることからもお勧めの銘柄であると思います。
皆さんも投資を検討してみてはいかがでしょうか?
*記事中のグラフ、財務状況はSBI証券公式ホームページを参照させていただきました。